2014-11-11 豆知識

2014年11月05日。

「皆既月食」に続いてネット上でも話題となっていましたが、立ち会えることが奇跡に近いと言われる特別な月「ミラクルムーン」が昇った夜でした。

しかしなぜ、その月が奇跡に近いと言われたのか…皆さんご存知でしょうか?

その理由は“暦”にありました。

 

古来より日本で「お月見」が楽しまれていたのは旧暦8月15日の「十五夜(中秋の名月)」そして9月13日の「十三夜」です。

昨年の「十三夜」は通常通り、一度だけでした。

しかし今年に限っては旧暦の9月13日が2度あったのです。

 

まず、旧暦では“太陰暦”と呼ばれるもので暦を数えていたので、1年が約345日とされていました。

そこには、現在で言う“閏年(うるうどし)”の2月29日のような閏月を3年に1度組み込まれており、

1年を13か月とすることで暦と季節のずれが、調整されていたのです。

ですが、この閏月は増やされる月が決まっているわけではありません。

月の周期によって挿入される月が変わるのです。

 

今年2014年は、なんと171年ぶり(前回は1843年/江戸時代末期)に旧暦9、10月の間に閏9月が設けられる周期でした。

ですから9月13日が2度あった、という訳です(これを『後十三夜(のちじゅうさんや)』と言います)。

そして、「ミラクルムーン」という「後十三夜」の月の別称は、前回から経った年数を見てわかる通りのその希少さから来ているものなのでした。

 

ちなみに、

“「十五夜」の月を見たら、「十三夜」の月も見なければ縁起が悪い”

という日本独自の風習が、昔はあったそう。

十五夜も十三夜も見たあなた。何かいいことはありましたか?

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