2014-12-26 豆知識

「乳児用液体ミルク」をご存知ですか?

日本で赤ちゃんが飲むものといったら母乳か粉ミルクが一般的ですが、海外では「乳児用液体ミルク」というのも一般的なものの一つです。

この乳児用液体ミルクは、紙パックまたはペットボトルに入っていて、開封してすぐに赤ちゃんに飲ませることが出来る、乳児用のミルクです。

常温で保管できる他、密封されているため衛生的で、哺乳瓶を消毒したり作ったミルクを冷ましたりする必要が無いため大変便利なものです。

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【乳児用液体ミルクの利点】

哺乳瓶の消毒、調乳の手間がいらないので、すぐに飲ませることができる!

粉ミルクでミルクを作る場合

1、お湯を沸かす
2、哺乳瓶を消毒する
3、粉ミルクを必要な分計る
4、粉ミルクを入れた哺乳瓶にお湯を入れ溶かす
5、人肌の温度になるように冷ます

夜中に、お腹を空かした赤ちゃんの泣き声を聞きながら、キッチンでひたすらミルクを作る作業とても辛く、心が折れそうになる時があります。

最初から液体になっていれば、こんな作業や冷ます必要がないので、こんな苦労はなくなりますね。

 パパも簡単に育児参加!

粉ミルクを作る作業は、慣れないパパでは難しい!という声もあります。液体ミルクがあれば、開封して飲ませるだけなので、パパでも簡単ミルクをあげることができます。これだけ簡単であれば、ママの体調が悪い時など、パパが代わりに赤ちゃんのお世話をするのも簡単ですね。

常温保存で、携帯性にすぐれている

粉ミルクの場合、哺乳瓶、携帯用の粉ミルク、消毒用グッズなど必要なものが沢山あります。また、お湯が必要なので、水筒を持参したり、粉ミルクを作ることのできる場所を探したりしなければなりません。

液体ミルクであれば、常温保存で、密封されているので持ち運びが容易で、赤ちゃんが泣いたら直ぐにミルクをあげることができるので、お出掛けも気軽になりますね。

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外出時の持ち物がミルクとニップルだけなんて、すごく便利ですね。

水無しでOKだから災害時など緊急時に便利

赤ちゃんに粉ミルクを与えるには、清潔な水が必要です。大きな災害が起きた時、清潔な水を確保するのが難しい状況になる可能性があります。そんな時に液体ミルクがあれば、赤ちゃんの空腹を満たしてあげることが出来ます。

母乳をあげたらいいのでは?と思われるかもしれませんが、母乳はママによって出る人、出ない人がいます。特に災害時は、精神的ショックやストレスで母乳がでなくなってしまうママもいます。そんなママと赤ちゃんを守るためにも、液体ミルクは用意しておきたいアイテムですね。

阪神淡路大震災や東日本大震災の時は、支援活動の一環として、海外メーカーの液体ミルクを被災地に送るというものがあり、被災地の赤ちゃん達へ届けられたそうです。

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乳児用液体ミルクは、日本で発売されていません

乳児用液体ミルクの様々な有用性を挙げてきましたが、残念ながら現在日本では発売されていません。どの国内メーカーも製造していません。

「厚生省の許可がおりない」、「認知度が低く需要がない」と言った理由があり製造されていません。災害の度に注目を集めることはありましたが、国内メーカーが製造を検討することはなかったようです。そのため現在、需要があることを示すための署名運動をして国内メーカーに働きかけるという活動が行われています。

ちなみに

今すぐ欲しい方はAmazonなどの通販で海外メーカーのものを買うことは可能です。

しかし、海外メーカーなので国内メーカーのものより不安があったり、個人輸入という形なので割高なうえ日数もかかってしまいます。液体ミルクが近くのドラッグストアなどで手軽に購入できるようになったら便利ですね。

 

子育ては本当に大変です。

今子育て中の皆さん、そしてこれから子育てをする未来のお母さん・お父さん達の子育てが今より少しでも楽になればと思います。母乳の方が良い、粉ミルクの方が良いなど考え方も色々あるとは思いますが、母乳と粉ミルク、の他に液体ミルクが選択肢が増えるのは悪いことではないのではないかと思います。シーンとタイミングにより、合ったものを選択できるというのは、子育てをする側にとって大変嬉しいことですね。

国内メーカーの乳児用液体ミルク、今後の子育てをする世代のためにも製造されるようになって欲しいものですね。

 

未来のママや赤ちゃんのために

こちらは海外のミルクメーカーのCMです。子育ての大変さをコミカルに紹介しています。

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