2015-3-1 感動

出産――女性にとって、それは命がけの戦いでもあります。

母子ともに無事でいることは、医療の発達した先進国だとしても容易なことでも、当たり前のことでもありません。

上の写真の夫婦。

女性の名前は、エリカさん。

高校の英語教師をしており、2013年の春、その仕事中に突然倒れてそのまま心肺停止状態に。

当時エリカさんは、妊娠36週目で、3週間後に出産予定日を控えていました。

アメリカは日本とは違い産休を取る習慣があまりなく、そのため予定日のギリギリまで働く女性は多いそうで、彼女もその一人だったのです。

倒れたエリカさんに、他の教師や看護師たちは救急車到着までの間に、AEDを使って蘇生を試みました。

エリカさんの旦那さんも同じ学校に勤務していたので話を聞きつけるとすぐさま駆けつけましたが、その時彼女は口から泡を吹いている状態だったそう。

周囲の懸命な蘇生で一度は心拍を取り戻すも、病院で再び生死の境をさまようことに。

お腹の中の赤ちゃんの命も危機的状況にあったため、医師たちは、緊急帝王切開で赤ちゃんを取り上げました。

そして、エリカさんはその後の適切な処置によって、一命を取りとめたのでした。

後の診断で、彼女は肥大型心筋症であることが判明。

これは、高血圧などといった心臓肥大の要因がないのに、心肥大が起こって血液循環に不具合が起こってしまう病気です。

エリカさんは、診断後にペースメーカーを付ける手術を受け、無事回復したのでした。

命の危機は赤ちゃんにも迫っていましたが、生後76日間を新生児集中治療室で過ごしたのちに無事回復。

現在は母子ともに、健やかな生活を送っています。

cached (4)幸せそうな家族の姿…子を思う母親の生命力がきっとこの奇跡を起こしたのでしょうね。

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