2015-2-17 感動

アメリカ北東部ニューハンプシャー州に暮らすアンソニー君(4歳)は彼は補聴器なしでの生活は困難なほどに重度な聴覚障害を抱えています。

しかし彼は、補聴器をつけることを拒んでいました。

なぜなら、彼が強く憧れを抱いているヒーローたちは「補聴器をつけていないじゃないか」

cached (11)そんなアンソニー君の言葉に思い悩んだ彼の母親は、様々なアメコミヒーローを誕生させているマーベル社に一通のメールをおくることにしたのです。

そのメールを見たのがマーベル社でエディターを務めるビル・ローズマン氏。

彼にもまた3歳になる息子がおり、子を思う親の気持ちは痛いほどに伝わりました。

アンソニー君の母親の心情を汲み取ったビル氏は、クリエイターたちにも働きかけ、補聴器のようなデバイスを身に着けた新たなるヒーローを生み出したのです。

そのスーパーヒーローの名前は、『The Blue Ear』。

cached (12)これは、アンソニー君のニックネームでもありました。

補聴器のようなデバイスは聴力を何倍にも増幅させ、どんなに微かな「HELP」も聞き逃すことはありません。

この新ヒーローの誕生はニュースでも報道され、瞬く間に広がりました。

コミックも人気を集めており、販売店の中にはコミックの売り上げの一部を聴覚障害を抱えた子供たちに寄付する書店もあるほど。

そして、このヒーローと同じ名を持つアンソニー君は、誇らしく鼻高々な気持ちで補聴器をつけるようになってくれたそうです。

cached (13)聴覚に障害を抱える少年に勇気を……そんな願いが秘められて生まれてきた「The Blue Ear」。

彼の存在はアンソニー君だけでなく、同じ障害を抱えた多くの子供たちの希望となっていることでしょう。

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