2015-2-10 豆知識

地上から約400㎞を周回している国際宇宙ステーション(ISS)。

持ち込める物資は事前に細かくチェックされており、不足が生じた追加物資を積んだ補給船の到着を待たなければならない。

早くても数か月、下手をすると1年以上もかかってしまうそうです。

ですが、今後はちょっとしたものなら待つこともなくなりそう。

この度にISSに設置されたのは、ほぼ無重力状態でも動作が可能な3Dプリンター「ZERO-G PRINTER」。

first-printネームプレートのプリントに間もなく成功し、“宇宙空間で初めて3Dプリントされた造形物”として話題を呼びました。

その後も20個ほどのオブジェクトがプリントされましたが、それらはあらかじめ補給船に積まれていたデータから全て作られたものでした。

そしてこの度は、地上から送られてきたデータを基にプリントすることが出来るのかという実験が行われました。

まず地上で工具(レンチ)の形状データがCADで制作され、3Dプリンター用のデータに変換してNASAへ転送。

1hOhi5GEA9YtAGpR0X1_s3A-710x399

そしてNASAからISS内の3Dプリンターへとデータが送信されました。

1R3tjdQUC9uNdPhqwqMqTwQ-710x399 13GUdNTdaycixWyl-3NLU9A-710x399

そして、本記事冒頭に掲載している写真のレンチが完成しました。

これにより、ISSに搭載された機器のスペアパーツや、実験耳鼻必要となる用具などを現地調達できることとなりました。

データが無ければ、地上から送ってもらえばOK。

技術の進歩と、映画以上の近未来化を感じずにはいられません。

新規コメントの書き込み